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外国から相手にされない日本

先日、安部首相がオーストラリアでブッシュ大統領と会談し、北朝鮮問題で日本にとって拉致問題は重大な問題であると認識を示したと言ったとか。

しかしアメリカの最近の行動をみると北朝鮮問題は日本の拉致問題が無視された形で六カ国協議で北朝鮮が核の無力化を行うことを条件に進展しているかのように見える。アメリカは以前はあれほど2国間協議を行わない、核開発による利益を与えないと言っておきながら今の現状は何だろう。以前のクリントン政権時にあれほど騙されて、発電所も建設させておきながら核開発を進めたことに対しては何らペナルティは無い様である。結局北朝鮮が核開発をしてもアメリカに実質的な脅威とならなければ問題はないかのようである。それも日本が北朝鮮が核実験をしてもミサイルを発射してもほとんど具体的な行動を起こしていないからではないだろうか。北朝鮮もアメリカも日本には何をしても行動を起こさないから大丈夫と判断したからであろう。

もし日本が核武装を真剣に議論するだけでもアメリカは慌てるし、北朝鮮もこれ以上日本を刺激しないように考えるかもしれない。それなのに政治家が核武装を論議する必要があると言っただけでマスコミの袋叩きにあう。その様子を外国から見たら、自分で自分の行動に制限を加えている何と都合の良い国だろうと本気では相手にしないと思う。もっともアメリカは日本には絶対に核武装を許さないと思う。今の日本はアメリカにとても都合が良い国だからである。核武装の論議をしても最終的には日本の国益にならないなら、そう判断すれば良い事である。それなら日本国内にアメリカの核を配備することも検討すべきではないのか。

また最近アメリカはインドに対して核技術の供与を約束したが、明らかに核拡散防止条約の趣旨を外れている。そのインドに対しても日本はほとんど何も非難も主張もしていない。インドの経済発展の恩恵を受けたいが為に経済優先で話が進んでいるようだ。これでは核を持たない国は核開発をする方が得だと思うに決まっている。一時は国際的に非難は浴びるが喉元過ぎれば忘れられてしまうし、アメリカと旨くやって行けば核保有クラブの仲間入りを許されるようだ。おそらくイランも核開発を止めるつもりはないだろう。むしろ日本が核武装を含むありとあらゆる可能性を検討し、日本の経済力を背景に各国に核拡散を阻止する圧力をかけるべきではないのか。今の日本の主張には本当に外国を説得できるだけの大義がない。自分たちはアメリカの核の傘で守られていながら核の傘のない国が核を持つのを非難しても誰も相手をしないだろう。

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